プログラマー薬剤師 サイトー博士の考え

プログラミングで薬剤師の世界をかえよう!

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座右の銘「人間万事塞翁が馬」

ノーベル賞受賞者の山中先生が公演でよくおっしゃられている言葉

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ざっくりと経歴について

東京にある薬大を卒業し、同大学院修士課程を修了。DDS関係の論文で学位を取得。

「海外へ行って研究者になるんだ!」

と意気込んで博士課程に行こうと思っていたものの、自分の能力の低さに気づき断念。

製薬会社へ入社を目指すも就職に失敗し、途方に暮れる。

そして、地元に戻り人生の再出発を考え資金を貯める。

英語が苦手だったため駅前体験留学するが、同席の高校生よりも英会話ができなかったため渡米。

ITバブルのシリコンバレーにいたにもかかわらず、なんの爪痕も残せず持病の腰痛が悪化し3ヶ月で帰国。

ただ、「英語は勇気」という言葉だけ持ち帰った。

帰国後、高分子と薬物の関係に興味があったため高分子を合成している工学部に博士課程として進学。

3年間で論文を1報も出せず、満期退学。

奨学金もそろそろシャレにならないのでしっかり働いた方がいいと思い、地元に帰る。

調剤薬局で働きながら、国立大医学部で医学博士を取得

学位取得後はそのまま調剤薬局で働きながらプログラミングに目覚め現在に至る



「プログラマー薬剤師」を名乗るきっかけとなった先輩の死

2020年、大学の部活でお世話になった先輩が亡なった。
41、2歳くらいだった。急死だった。

薬剤師からプログラマーに転身したその手の業界では名の通った人だった。

大学に在学中からJAVAの本を読んでいたので「何勉強してんだ?この人・・・」と思っていた。

先輩も自分も講義をサボっては部室でたむろしていた。音響などのメカに詳しく、そばにいるだけで多くのことを学ばせてもらえた。

大学を卒業してからはFaceBookが繋がっている程度で会うことはほとんどなかったが、2019年頃からRuby On Railsを勉強し始め、そこそこのページが出来上がってきて、わからないことがあったら先輩に教えてもらおうと思っていた。

生半可な知識で質問するとつき返されてしまうので、もう少し良くなったら、もう少し技術が増えたら。。。

と思っていた矢先であった。

Google検索で「プログラマー薬剤師」と検索すると上位に出てくるほどの人であった。

自分のプログラミングなどのITスキルを振り返る

中学生の頃、世間では家庭でもコンピューターを、、、
という気運が高まっていた。

我が家でもNECのPC98-21いわゆる『CanBe』というパソコンを購入する。Windowsは3.1だった。当時では最先端のハードディスクで800MBだった。2-30万したと思う。

インターネットは使えず、父がどこからかもらってきたクソゲーをやるだけの、宝の持ち腐れ状態だった。

そんなPCを大学まで使っていたのだが、大学に入るとインターネットが普及し始める。学園祭の実行委員になったことからワープロをよく使うようになった。

学生時代からタイピングは鬼のように早く、今でも薬歴を書くスピードはだれよりも早い。

大学の先輩にはPCに詳しい人が何人もいて、そんな先輩にならって自作PCを作った。秋葉原に行って色々買い込んだ頃が懐かしい。
BIOSのアップデートを先輩がドキドキしながらやってくれたのを思い出す。当時は失敗するとマザボが御釈迦になることもあった。

先輩が部活のWEB掲示板など作ってくれていたこともありwebのプログラミングには少し興味があったが、当時はホームページビルダーを使うのがやっとであった。

大学3年になると卒論が始まり、それまでWordばかり使っていた生活に、パワポとExcelが追加される。

大学院に入りカリキュラムを学んでいた日々から、自分の好きなことを底なしで勉強する日々にかわり、その面白さを知る。

そして研究もそこそこに、CGIの存在を知ってしまう。

ホームページが静的なページと動的なページがある事に気づいた。

そしてみるみる面白さにハマっていく。当時は無料でCGIを動かせるサーバーやサンプルがたくさんあった。

処女作となった「釣りバカ診断サイト」は今でも稼働している。

大学の研究室に貢献した作品もある。
人気の研究室にいたため、実験道具が取り合いになる。そこで最も使用頻度の高い温浴の予約サイトを作ったのだ。

これが研究室のニーズにハマり、温浴の取り合いが無くなった。キープして稼働していない温浴が無くなくなり、温まっている温浴をそのまま次の人に渡して省エネにもなった。

これらは無料で配布されているCGIを改造して作った。何事もそんな感じから始まるのだろう。

 

携帯電話の着信音が自作3和音からミュージックになってきた頃、ファミコンゲーム音楽を録音し、音楽ファイル変換ソフトを使って自分の携帯に入れていた。当時は法律の整備が整っておらず、そんな音楽のダウンロードサイトが蔓延し問題になっていた。

そうこうしていると、世の中はSNSの時代になってきた。GREE、MIXI、Facebookと時代は変わり、留学先では必須のツールだった。アメリカではマイクロソフトのSNSを使っている人が多かった、もうそんなサービスの名前すら忘れてしまった。マイスペースだったかな?

そして動画時代が来る。ニコニコ動画とYouTubeに違法動画が溢れかえっていた時代。

新規登録画面がまだ英語でしかない、そんな時代にYouTubeに研究室のメンバーのスノボーの勇姿をアップしたり、歌ってみた、演奏してみたなどをアップしていた。

調剤薬局で働き始めた頃、10店舗くらいのグループの日計表をExcelのマクロを使ってまとめている上司に出会えた。
ここでExcelがただの表計算ソフトではないことに気付き、少しずつプログラミングを仕事に行かせないかなと思うようになる。

Excelでは上司に敵わないと思ったため、手軽に出来そうなJava scriptで店舗間の薬のやりとりを計算するページを作成。これがその後に画期的なWebアプリとなる。

人間 年齢と共に叱ってくれる人は居なくなる

「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように、若いうちはお金を払ってでも苦労をすべきであると私は思います。

人生のうちで人との出会いは大切です。年齢、成長と共に自分を叱ってくれる人は徐々に減っていきます。社会人になって如何にして自分を成長させてくれる人に出会うか、また逆に成長させてあげられる人になるかは人生にはとても大切なことだと思っています。

「財を遺すは丙なり、仕事を遺すは乙なり、人を遺すを甲とする」

今は亡き、野球界の野村克也さんの著書「弱者の兵法」に書かれていた言葉です。読書などそれまで全くしてこなかった20代後半に友達から勧められて出会えた本でした。

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この本をきっかけに、研究論文だけではなく、読書をするようになりました。上司、先輩に教えてもらえないことは偉大な先人が書物に残しくれていることを知りました。

しかし、いくら読書をしたところでそれをアウトプットしなければ何もなりません。時間の無駄です。一方で、書物ばかりをインプットしていると、頭の中でぐるぐる回り続け、学んだことができていない他人を許せなくなることがあります。これは危険です。

それに気付かされた本👇

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自分の学んだことをいかに実体経験でアウトプットしていくかはとても難しいことでもあります。

つづく、、、

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