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Appleの呪縛からの脱出計画。さよならMacそしてiphoneも

time 2025/01/06

Appleの呪縛からの脱出計画。さよならMacそしてiphoneも





近頃はプログラミングすらクラウドサービスでできるようになり、そろそろApple製品ともお別れかな?と思い始めている。そこで、この際、自分のアップルに関する歴史をまとめ、考えてみた。

【プログラミングのためだけのMacBook】

プログラマー(アマチュア)で小金を稼ぐことを目指し、Mac Book Airを15万くらいで購入してから5年9ヶ月がたった。日数にして2100日だ。1日71.4円をこのPCに課金している計算になる。月額にして2142円だ。なかなかの出費である。2年ほど前から新しいMacが欲しくなっていたのだが、高すぎて買っていない。

2019年春、プログラミングのオンラインスクールでRuby on Rails をマスターするために、Mac Book Airを購入したのだが、博士課程から使っていたWindowsのノートPCが購入から10年を超えたためWindowsの購入も考えていた。そこで、BootCampを利用したデュアルOSを搭載しMacでもWindowsを使えるようにした。エクセルマクロの作成にハマっていた時期で、動作確認をするためにWindows環境は必須であった。

オンラインスクールでは基礎的なカリキュラムしか教えてくれず、応用の質問には答えてくれないので半年ほどで退会し、2019年秋に自力で不動在庫トレードのデータベースを完成させた。開業している友達の薬局同士で不動在庫交換を行うアプリができあがった。

Ruby on Railsに限らず、世の中のアプリはMacで開発している人が多く、情報もMacでのものが多かった。それゆえに、コマンドの意味すらほとんどわからない初心者の私にとって、Macの使用を継続せざるを得なかった。

そうこうしていると、すっかり起動時の遅さにイライラしてくるようになり、新しいMacが欲しくなる。しかし、新品価格はご存知の通りだ。下取りを算出したところ17,000円であった。焼石に水である。

サーバー、開発ソフトなどは無料のサービスを根気よく使っていたこともあり、多くのトラブルをググることで解決し、問題解決能力が日々上達していた。しかし、2022年11月に革命が起こる。そう、ChatGPTの登場だ。

今までバグなどでトラブった時は、そのキーワードをググっていたが、エラーメッセージをコピペするだけで、ChatGPTがトラブル解決策を教えてくれるのである。このおかげで、私のプログラミング問題解決能力は飛躍的に向上し、小金を稼いていたデータベースの改変もスムーズにできるようになり利便性も向上した。

さらに、GitHubのCodespamesというサービスを見つけ、クラウドでRuby on Railsの開発ができるようになり、Macがなくてもアプリを維持、開発できるようになってしまった。

【アップル製品の歴史】

そもそも、初めて手にしたアップル製品はUSBスティックメモリのようなipodシャッフルである。

友達の結婚式の景品でもらったものの、聴きたい曲がすぐに出せないし、Mp3ファイルの出し入れもiTuneの使い勝手の悪さから全く使わなかった記憶がある。これが2005年くらいのことだ。当時はすでにMp3をパソコンに保存して、ドラックアンドドロップでウォークマンに出し入れできる時代だった。

その後ハードディスクタイプのiPodが登場するものの、100曲くらいしか入れない自分としては無用の長物であった。

AppleとしてはWindowsにPCのシェアを奪われ迷走していた時期だ。外部研究生でお邪魔した研究室の分析室にあった緑っぽいスケルトンのマッキントッシュを使ったことがあったが、使い勝手の悪さに鼻で笑った記憶がある。

2008年にiphoneが発売され、周辺で3Gのiphoneを使う人を見かけるようになる。やたらとWi-Fiを拾いたがる人種が現れた。自分としては出先でWebを閲覧するようなことはなく、自宅と研究室の自分のデスクにあるPCで閲覧すればよかった。コミュニケーションは電話とEmailで済んでいた。そして、グループチャットといえばPCでのYahooメッセンジャーだった。

2010年にiPhone4が発売されると世の中は、SNSやYoutubeの閲覧がPCからスマホになってきた。2011年にLINEが普及し始めると、またたくまにFacebook、Twitter、LINEの3大コミュニケーションツールがシェアを拡大していった。

2012年にiphone5が発売されると「スマホなんて金の無駄。ガラケーなら月1000円くらいだ」と言っていられなくなってきた。そして、私もついにiPhone5からスマホデビューとなり、ガラケーとの2台持ちとなった。

そして、2018年にiPhone se、2022年にiPhone se2と渡り歩き、2021年には月300円で維持していたガラケーは、もはや不要と気づきデュアルSIMの機能を使うことで2台持ちを卒業した。

そして、2025年春発売が噂されているiPhone se4の購入を迷っている。iphoneで使っているアプリのほとんどがAndroidでも使えるようだ。現在販売されているse3は256GBのストレージで8万円くらいだ。

携帯を0円で1年そこそこで機種変していた2000年代前半の感覚からは考えられないような価格である。その割にはパッテリーの持ちが悪く、すぐに劣化し交換しなくてはならない。

結局、Iphone5からseまで6年、se2まで4年、se4まで3年と、徐々に買い替え間隔が短くなっていることに気づき、年間2〜3万円で本体代を消費していることがわかった。そう考えると、そのくらいのアンドロイドと比較したくなってくる。

Iphoneにそれほど機種としての凄みが感じられなくなってきた。カメラがいい、画面がでかい、キレイくらいしか、売りどころがない気がする。イノベーションのジレンマにアップルも陥っている。そろそろ見直しの時期かもしれない。

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感想(0件)

OSすら無料にしてほしいと思うのだが、現代ではOS=(イコール)セキュリティソフトと言ってもいいだろう。

先日の薬剤師会の研修会でシステム系の業者が必死でセキュリティソフトを売り込む姿が愛おしかった。