
ライブ配信アプリの闇は深い。
先日Twitterで1700万円みついだあげく、みつぎ相手にとんずらされる人を見かけた
しょせんTwitterなので本当かどうかはわからないが、周りのフォロワーの反応を見ているとどうやら本当らしい
私もどこかで見かけた記憶がある爆投げさんだ
とあるライブ配信アプリでは『かわいい女の子ナンバーワン』を決めるコンテストがある
ナンバーワンに輝けば大手芸能事務所との契約が確約される
そこにエントリーしている女の子に有料アイテムを投げまくって気に入られ、恋人のようなDMのやりとりをしていたようだ
プロフの写真は70歳くらいのおっさんだ。あまりにショックだったのだろう。嘆きのツイートを画像付きでしていた
コンテスト開催中は散々みつがせといて、グランプリになったとたん、アカウントをブロックされて連絡が取れなくなったとのこと
それが許せないとする無関係の人まで専用アカウントを作って騒いでいた。
個人を特定して吊し上げたいらしい
DMのスクショがアップされていたが、
『恋人でいてね』『チュ❤️』
『愛してる❤️❤️』
など、第三者的には笑うしかないDMが繰り広げられていた
リプの反応は慰め文句が多かったが、
『ブロックされる理由があったのでは?』
という冷静な意見もあった。
まあ、そのTwitterを見た通りすがりの人達は
『このおっさん、一杯食わされたな🤣』
くらいの感覚で見ていただろう。
人によっては
『コイツ、カモれる!』
と思い、言い寄る人もいただろう
その後、おっさんのアカウントは危機感を感じてか鍵垢(フォロー承認しないと閲覧できないアカウント)となった
私の以前のブログでも熱弁したように、
(以前の熱弁ブログ👉ライブ配信で狙われる女性ライバー)
ライブ配信アプリは
「キャバクラ、ホストクラブ」
ということを、あらためて確信した
「貢がせてとんずら」などはキャバクラ、ホストクラブでは日常茶飯事であろう(私は経験ないので想像だが)
ナンバーワンになるために高いシャンパンを注文させるのがお水の世界だ
ナンバーワンになるために高いアイテムを投げさせるのがライブ配信アプリの世界だ
お水の世界も、ライブ配信も仮名で個人特定されてなければとんずらなんて楽勝だ、、、
『お金の使い方とは?』
さて、今回お金の使い方を深く考えさせられた出来事だった。
自分のお金をどのように使うかは個人の自由だ
またお金の価値観は人によって違う
1700万円貢いだおっさんにとっては庶民の3桁くらい違う感覚なのかもしれない
まあ、そんなお金持ちはそもそもTwitterで被害者ツイートなどしないのだが、、、
きっと何かの見返りを期待していたが、それが叶わなかったため裏切りを感じたのだろう
お金の価値観は人の数だけあるため、このオッサンに降りかかった出来事の受け止め方もまた人それぞれである
議論したところで落とし所はない
ただ、私の意見は
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『寂しかったんだろうな』
という事だ。
お金を寂しさを紛らすために使うのは自由だ、、、
また、1700万円という大金を他人のために使うことができるのは素晴らしいことである
これだけは言える、使う場所と人を間違えたのだ
ライブ配信アプリをゲームに例える
システム開発側は課金したくなる微妙な線引きを研究している。
だから、課金すればするほど、楽に攻略できるのだ。
ただ、人間関係ゲームにおける「攻略(クリア)」とは何であろうか?
とんずらした相手側の立場
とんずらした人的には自分の将来を賭けたコンテストだ。勝負の世界では勝つために手段は選べない
かわいいだけでもある程度ファンは着く。
でも、基本は誰でもかまってあげる事だ、そして承認欲求を満たし、ファンにしなくてはならない
『SNSは寂しい人がほとんど』
という事実をうまく利用しなくてはならない
これといって特技がなく、かわいいを売りにする場合は、とにかく『かまってちゃん』に愛想よく、『爆投げさん』にはVIP対応が欠かせない
配信中は1対多の関係だから爆投げさんを大衆の上位に持ち上げる。それを見てファンは競うように見栄を張りたくなってくるので課金はエスカレートしていく
配信以外はDMを使い1対1の関係で恋人気分にさせればこっちのものだ
『妹』とかいう訳の分からないポジションも使える
男女関係において現代社会ではメールスキルは必須だ
若者のメールスキルについては語るまでもない
そんな世界が70歳には新鮮に見え、夢の世界に見える
金の使い道のない寂しいオッサンを捕まえるのだ
まとめ
我々はデジタル世界での付き合いという免疫を持たなくてはならない。
お金の使い方は自由だ、ただそれを狙っている人がいることを知らなくてはならない。
ライブ配信アプリをゲームに例えると、課金すればするほど楽に攻略できる。
ネットでポチするのが簡単にでき、実店舗が減少している現代日本において、寂しい人が増えているのではなかろうか。
我が実店舗の薬局では患者さんの承認欲求を見極めて満足して帰ってもらいたいと思うのである。
ただ、オンライン時代はもうきている。
オンラインのお客さんの承認欲求を満たす技術を獲得していかなくては、薬剤師も生き残れない。
