2023/06/06
極度の面倒くさがりの私が考える医療業界、薬局業務の効率化を考えてみた。誰かこんな公約を掲げて選挙に出てください。
医療費天引き
薬局でもPayPay、カード払いをする人たちが増えてきた。
しかし、相変わらず現金払いの人は多く、そんな人たちに限って手が乾燥しているようで、コロナ禍でも指を舐めるし、小銭をぶちまけるという人々にストレスを感じる
政府は医療費が嵩んでいるので窓口負担させることで心理的な節約効果を期待しているのだろうか?
しかし、「安いねぇ〜」と言って数百円を払っていく患者様は少なくない。
ツワモノになってくると無銭飲食ならぬ、無銭医療を受ける人までいる。
そんな薬局窓口でのストレスを解消のために
負担金は年金から天引き!
こんな政治家がいたら私は1票入れる
難しいことではない
レセプト請求のデータをそのまま別の役所に投げるだだ
縦割り行政が壁となっていると個人的に思っている。
疑義紹介チャット
総合病院はFAXでの疑義紹介が多い。
こちとら患者様を待たせているので非常に困る。ほとんどの場合は出直してもらわなくてはならない。
病院によってフォーマットが決まっていてIDやら生年月日やら手書きしなくてはならない。
地獄なのは遠方の病院だ、、、フォーマットを探すところから始まる
内容はほとんどが、しょーもない入力ミスだ、処方箋発行側が悪いのに時間も手間もかけさせるなど、殿様商売もいいところだ。
電話対応だと伝言ゲームの途中で話が変わってしまう恐れがあるため書面の対応を求めているのであろう。
だったらチャットにすればいい。処方箋画像送ってテキスト打つだけで相手に伝わる。相手側だって「そのように変えてください」とテキスト打って終了だ。
いちいち認印など打ったりしなくて済むし、書面の保管だって面倒だろう。
新人薬剤師も電話口でド緊張しながらあたふたしなくていい
総合病院は公的組織がほとんどで、合理的な変革をしづらくなっているのだろう。
だったらこの際、デジタル庁が大きな旗上げて合理化のために疑義紹介チャット作ったらどうか?
話のわかる院長がいる病院でせめて実験的にでもやってみてほしい
対応は病院薬剤師が机にかじり付いて交通整理すればいい
そもそも薬剤部の薬剤師が処方箋に目を通せばほとんどの疑義紹介はなくなる
そんな人員は避けない!という声が上がってきそうだが、薬拾いよりよっぽど社会貢献できる
IT化に反対の人間の伝家の宝刀は
「セキュリティが万全じゃないとだめだ!」
そんな発言をする人間に限ってセキュリティの専門家ではない
彼らにとっての
「セキュリティ万全」
とは
「使わないことだ」
USBを知らない大臣を思い出した。
「疑義紹介 チャット メール」
と、検索すると個別に門前との疑義紹介ツールを構築しているIT屋さんはいるようだ。
残念だが、開業医との疑義紹介は電話が最速だ
コードレスで内線するところも珍しくない
自立支援医療(精神通院医療)制度
自治体が3割負担のうち2割を負担してくれるこの制度
患者様に実際に窓口で負担した金額を記入させる紙を持たせている
この制度を受ける場合、受診するクリニックと受け取る薬局を指定して登録しなくてはならない。
薬局を変えるとなるといちいち申請をしなくてはならない。薬局を変える手続き中の場合など最悪だ。
そして紙に金額を書いていかなくてはならないのだが、クリニックが未記入だったり、金額が変わったりするとバチくそ面倒なことになる。
どこの薬局の事務さんもこの対応はとても嫌がる
これも窓口負担なくして社会保険料の増減をすれば済むことなのに、、、と思うのである。