2023/06/06
薬剤師が2人以上いる薬局においては投薬人数の偏りはどうしても生まれてしまう
これを解決する精神的対策とシステム対策について考えてみた
システム対策を先に記述したいところだが、精神的対策あってのシステム対策なので、あえて精神的対策から記述させていただきたい
精神的対策
「自分は外科医だと思え!」
自分が患者の立場だったら経験豊富な外科医に執刀してもらいたいのは誰しも同じであろう
だったら、薬剤師だって場数を踏んている者が頼りになる、失敗をたくさんしている者が知識と経験を得ている
Twitterでよく見るかける「パートのおばさん投薬人数少なくてマジ使えねー」
こんなこと言っている薬剤師は経験がまだ浅い
最初は誰しもこう思う。5年もやっていればこのイライラは無くなくなる。
投薬が遅くて無駄話が多くて薬歴書くのが遅くて、、、結局そのしわ寄せがきて、薬歴をたくさん書かなくてはいけない、そして給料はかわらない
イラつく気持ちはよくわかる、是非ともそんな状況を打開してもらうために最後まで読んでほしい
一方で、1日70人、80人、それ以上投薬している人はよほど鬼畜な経営者に雇われているのでしょう(笑)
そんな人は👇このあたりにでも登録してみるといい、、、(笑)
自分のキャパにあう仕事をするのは大事だ
場数をこなして自分のキャパも知っておこう
パートのおばさん薬剤師を雇うときは経営者は細心の注意を払って採用するのは業界の常識と言っていい
おじさん薬剤師だって同じだ、だからそうならないためにも投薬人数にいちいちイライラしていてはいけないのである
相手の倍の人数投薬して誰よりも早く薬歴を書き終わり、すべての仕事を済ませスマホでも眺めていればいい。誰も文句は言わない
これで文句を言われて嫌ならば文句を言わなそうな小さなグループに転職するか、開業しよう、そのくらいの器はもう既にあなたにはある
そんなあなたを求める場所は必ずある
システム対策
午前と午後でメインの投薬者を決める
混雑する時間帯は様々だ。ただ、長年やっていればある程度わかってくる
投薬者の偏りが生まれてギクシャクしている薬局のシステムはたいてい積み上がった投薬待ちのカゴを手が開いた者から取っていく
もしくは、途切れ途切れに来局するような薬局では
「さっきは私が投薬したよね?」
という無言の圧力を相手にあたえながら交代交代で投薬するシステムになっている
この場合、連続して患者さんが押し寄せた場合は投薬が早い方に負担がかかり、また途切れ途切れになると交代交代となるので投薬人数が偏ってくる
我が薬局の場合は患者さんが途絶える時間があるため、陥るのは後者である
この打開策は午前、午後でメイン投薬者を決めることだ。
そうすればメイン投薬者が投薬人数が多くなるのは必然的だ
メイン投薬者で詰まってしまったらサブの人が捌けばいい
午前午後の来局者に偏りがある場合は週替わりや偶数、奇数日交代などにすればいい
一方、常にカゴが積み上がっているような多忙の薬局ではどうしたって投薬が遅い人が数が少なくなる
その場合は管理薬剤師が投薬に時間のかかる処方とかからない処方を振り分け、サブが時間のかかる処方を渡せばいいのである
そうしてサブ投薬者が時間のかかる処方についてじっくり経験を積めばいいのである
それでも偏ってしまう場合は結局、前述した精神論にたどり着く
結局、偏りがあることを受け入れてしまうことだ、管理薬剤師が多く投薬する店舗。または、管理薬剤師は他の業務もあるため勤務薬剤師がメインに投薬する店舗であるとすればいい
薬剤師は数をこなしている奴が一番強い
使えないパートのおじ、おばさんと給料がかわらなければ転職すればいい
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